(つづきです)
2.ソフトウェア・スタートアップ
FacebookやInstagramが、ソフトウェア・スタートアップの例である。
ソフトウェア・スタートアップは、確立されている市場の伝統的なソフトウェア会社
とは、異なる。
ソフトウェア・スタートアップは、不確実な環境で、
急成長を目指し、イノベイティブなサービスを提供し、スケーラビリティを目指す。
2.1 ソフトウエア・スタートアップの定義
スタートアップの特徴には、次のようなものがある。
生まれて間もない、永続しない可能性、限られたリソース、不確実なマーケットや技術
2.1.1 スタートアップとは
スタートアップは、不確実な環境で、新しい製品やサービスを作る。
スタートアップは、人、お金、時間などのリソースが制限されている。
加えて、決まった要求に対するものではなく、顧客も不足し、
ビジネスモデルも不確実である。
また、スタートアップは、スケール、高い利益率、持続可能なビジネスモデル
を探求する。
スモールビジネスは、必ずしも成長を目指すものではなく、
ビジネスモデルのスケーラビリティも低い。
(つづきます)
公開されている
AN EMPIRICSL EVALUATION OF BUSINESS MODEL
CANVAS IN SOTWARE STARTUP: A TEAM PERSPECTIVE
のキモを読んで、Business Model Canvas の勉強をしてみたいと思います。
間違い等があったら、ごめんなさい。
1.概要
スタートアップが急増している。
しかし、たいていのスタートアップは、スタートした後すぐに失敗している。
これは、ソフトウェア・スタートアップは、リソースが不足することが多く、
不確実な状況で検証済みのビジネスモデルもないまま、スタートするからである。
スタートアップの性向を支援するガイドラインや手順は、数多くある。
最もよく知られたものが、Lean Startupで、これは、継続的な学習、
計画と検証の繰り返しを特徴としている。
なかでも、最もよく使われるのが、ビジネスモデルキャンバスである。
これは、ビジネスをシンプルに可視化するものである。
ビジネスモデルキャンバスについては、よく知られているものの、
その影響、便益、特徴などの実証的な検証はない。
多くのスタートアップが失敗するのは、なぜだろうか?
適切なツールやガイドラインを利用できない?
この論文は、ビジネスモデルキャンバスが、ソフトウェア・スタートアップの
成功に貢献しているかを検証するもの。
ビジネスモデルキャンバスが、どのように作られ、アーリーステージのスタートアップに
便益をもたらしているのか?
失敗したスタートアップは。製品指向が強すぎて、顧客への価値に手中することを
怠ったのか?
(つづきます)
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