ファイブフォース・モデル

1.新規参入者の脅威

次のような参入障壁を考える

• 参入コスト
• 既存のプレイヤーの報復
• 経験効果がきく
• 製品差別化が難しい
• ブランドが確立されている
• 顧客の切替コストが高い
• 政府の規制

2.サプライヤーの交渉力

次のような要素を考える

(1) 少数、集中

サプライヤーが少数の場合、サプライヤーが強い

(2) 切替コスト

サプライヤーを効率的に切り替えられる場合、サプライヤーの力は弱まる

3.買い手の交渉力

次のような要素を考える

(1) 差別化

製品の種類が豊かであるほど、交渉力は下がる。

日用品などでは、交渉力は、強まる。

(2) 収益性

利益を少ししかうまない製品に関しては、価格に敏感となる

(3) 重要性

購入比率が高い場合、コストを下げるため、価格に敏感になる

4.代替製品

次のような要素を考える

• 相対的なコスト・パフォーマンス
• 切替コスト
• 依存性

5.既存のライバル企業間の競争

業界内での競争の激しさは、次のような要因で決定される

(1) 市場の成長性

(2) コスト構造

固定コストが高い場合、適切な生産性を確保するため競争が激しくなる

投機と延期の理論

投機理論

• 商品在庫を市場の近くに配置する
• 市場の変化にすばやく対応
• 不良在庫が発生する可能性が高くなる

延期理論

• 生産地の近くに在庫を配置する
• 不良在庫の発生リスクが少なくなる
• 市場環境や顧客の要求に応じられない可能性がある

組織化の原則

1．命令系統統一の原則

命令系統を明らかにして、一人の上司から一人の部下に対し

一元的な命令を出さなければならない
   

2．責任と権限の原則

各従業員がそれぞれの職務について明確な責任をもち

その職務を遂行するために、一定の権限を与えられなければならない
   

3.統制範囲の原則

 一人の管理者が管理・監督できる人数には限界がある

ポーターの5つの競争要因

・既存企業間の競合関係

・売り手の交渉力

・買い手の交渉力

・新規参入の脅威

・代替製品、サービスの脅威

簿記の手順

1.仕訳

日々の取引を仕訳帳に記帳する

2.転記

仕訳帳をもとに、勘定ごとに集計した

総勘定帳をつくる

3.試算表の作成

勘定ごとの残高を合計して

合計残高試算表を作る

4.決算

決算整理を行う

5.勘定締切

勘定を締切り、繰越資産表を作る

6.財務諸表の作成

必要な財務諸表を作成する